縁側リフォーム
おはようございます。
姫路犬飼店の廣瀬です。
今日は縁側のリフォーム工事の事例です。
サッシの取替
縁側のサッシは昔ながらの木製の引戸が付いていました。
目の前に線路の橋があり、音も気になっていたそうです。
連窓用部品の取付
ふたつの窓を隣り合わせで取付ましたが、雨戸がそのままでは片方に引き寄せられません。
ですので、窓と窓の間に連窓用部品と連窓用目板という部品を取り付けます。
ふたつの窓を合体させると、片方に寄せられている雨戸を端から端まで動かすことができます。
連結金具取付後
連結した全体を見ると、一つの窓になっているように見えるでしょうか?
また、防音効果を高めるため、ガラスは異厚複層ガラスにしました。
異厚複層ガラスとは外側と内側のガラスの厚みを変えることです。
2枚のガラスが同じ厚さのペアガラスでは、共鳴透過現象が起きて、
低音域での遮音性能が大きく下がります。(太鼓と同じです)
この共鳴現象が遮音上の弱点となってしまうため、厚みの違うガラスを使うことによって、共鳴を減らします。
だいたい外側と内側で厚みが2mm違うと遮音性が上がると言われます。
雨戸の裏側
昔のお家でしたので、雨戸の戸袋の裏側には壁がありませんでした。
今回、サッシを新しくすると同時に、雨戸の戸袋の裏側に壁を作りました。
雨戸の名称
雨戸にはいろいろ名称があります
戸板・・・雨戸の戸です
戸袋・・・雨戸の収納部
鏡板・・・雨戸の収納部の飾り板
こんな感じで雨戸は出来ています。
まだつづく
今日はサッシの取付まででしたが、まだ縁側のリフォームは続きます!
その2はまた月曜日~!